堅田八幡宮

佐伯市長谷9683-2 (平成26年3月30日)

東経131度53分07.10秒、北緯32度55分57.08秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・上岡駅の南東2.5km程の辺り、上堅田小学校のすぐ南東に鎮座しております。

祭神は誉田別命(応神天皇)・足仲彦命(仲哀天皇)・息長足媛命(神功皇后)で、創立は弘仁7年(816)8月15日です。古宮は山頂にありましたが、享保6年(1721)現在地に移り、堅田郷の総社として崇敬されてきました。
古い宮跡には石造の祠が立ち、中央に八幡宮奥の宮、右に「大山祇神」左に「大神朝臣」と彫刻され、佐伯氏の建てた事が伺われます。
旧佐伯11社の一つで、本殿は、天保2年(1831)柏江の宮大工、野々下安兵衛が建造しました。佐伯地方の神社建築の名作といわれています。享保6年(1721)の大鳥居(扁額)明治31年(1898)のこま犬、同40年(1907)の奉燈玉垣などが大切に保存されています。
境内林は貴重な資料である植物群で占められ、県指定の天然記念物になっています。ハナガガシ林は原生状態に近く保たれ、国指定の天然記念物になっています。生きた博物館といえましょう。
城八幡社に伝わる「佐伯神楽」は県無形民族文化財(昭和41年(1966)3月12日)に指定されています。また「下城杖踊り」も有名です。
佐伯市教育委員会

堅田郷八幡社、堅田八幡社、城八幡社とも言うようです。

参道入口。祭りの準備で氏子さん達が集まっています。

鳥居 神額
石段入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治31年(1898)8月15日建立)

石段

拝殿

拝殿内部

本殿


佐伯神楽を舞う若人。気さくに撮影に同意頂けました。

神社前の景色