永興(りょうご)正八幡社

大分市永興1175(平成20年7月25日)

東経131度35分26.33秒、北緯33度12分51.6秒に鎮座。

 この神社は福徳学院高校の北約300mに鎮座しています。一の鳥居は境内から約180m程南に建てられており、神社入口の右注連柱には「永興正八幡社」、左注連柱二は「城南神社」という社名が書かれています。70〜80段ほどの石段を上がった先に境内はあり、右手に社務所、正面に永興正八幡社社殿が建ち、その右に境内社の天満社が祀られ、社殿背後の崖をくり抜いて末社が祀られています。この日はとても暑い日だったので石段登りで汗が噴き出し、境内左手の神楽殿でしばし休憩をとってからの参拝となりました。

 御祭神:仲哀天皇、応神天皇、神功皇后、屋船句々能遅命、屋船豊受比売命、手置帆負命、彦狭知命
 例祭日:正八幡社春季大祭・4月6日、天満社夏季大祭・7月17日、正八幡社秋季例祭・12月17日、元旦祭・12月31日〜元旦
 境内社:天満社、金毘羅宮、弁財天
 由緒:,旧永興村の氏神で、旧村社です。創建は天平20年(748)頃、大隅正八幡宮(現在の鹿児島神宮)から古沢氏先祖が勧請しました。
 明治になって貴船明神と加茂大明神を合祀して現在の場所に建立されました。

道路上に建つ一の明神鳥居
社号標変わりの
右注連柱
神社入口
右注連柱「永興正八幡社」、
左注連柱「城南神社」
という社名が書かれています。
参道途中の二の台輪鳥居
宝永8年(1711)建立
境内への石段
拝殿前、建立年代不明の狛犬
阿の顔面左が欠けているので、阿吽で随分違う表情の狛犬に見えます。吽は獅子頭のような顔つきです。そんなに痩せてはいませんが、背骨や肋骨が見えています。
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拝殿
拝殿と本殿の間にいる昭和6年生まれの狛犬
阿は口中に玉を含み、上向きの潰れ顔、太い立体的な眉毛の下に涼しい目、大きく薄い口蓋、小さめの下半身、春先のワラビの芽の上に生クリームを絞り出したような尾、と、かなり独創的な姿形をしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和6年(1931)12月建立)
本殿
境内社:天満社 社殿と神使い・牛
社殿背後の崖をくり抜いて
末社が祀られています。
神楽殿