雄城(おぎ)神社

大分市玉沢(平成20年7月25日)

東経131度34分59.71秒、北緯33度11分15.37秒に鎮座。

 この神社は県立大分雄城台高等学校敷地内に鎮座しています。学校の正門を過ぎ尚も道なりに進んでいくと、右側にこんもりとした森があり鳥居が建っています。奥からは元気な若人の声が聞こえていました。入口付近は大きな木々が聳え昼尚暗い森の中ですが、社殿の建つ境内と背後は明るく開かれ、境内社などもよく整備されています。

 御祭神:応神天皇、源為朝
 境内社:天神社、今宮社、保食社、稲荷社、八坂社
 由緒:後白河天皇仁平久寿年間(1151〜56)源為朝が雄城に城を築き台上に社を創建しました。為朝が九州に西下した保元の乱後、大島に流され、後、琉球に逃げたと伝え聞いた里人が、為朝の霊を合祀したと伝えられています。

社号標 神社入口
昭和7年生まれの狛犬
阿は小さな玉に手を置いています。目尻は上がっていますが、顔全体の表情は穏やかで、瞳や虹彩まで付けられています。筋肉や肋骨の盛り上がりも見られます。体型は犬などの動物に近づいているような…。
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(昭和7年(1932)6月建立)
境内の様子と拝殿 拝殿の天井画
本殿

 

末社:左から、
天神社、今宮社、保食社、稲荷社、八坂社