三嶋宮

杵築市山香町立石44 (平成20年7月23日)

東経131度29分15.47秒、北緯33度28分43.48秒に鎮座。

 この神社は国道10号線・竜ヶ尾信号から655号線に入るとすぐ右に鎮座していますが、国道10号線の反対側、JR日豊本線の南に一の鳥居が建っています。今は田の畦道となっている道路が参道だったようです。神社入口の二の鳥居を潜ると石組みの怪しくなった石の階段が続き、足元に注意しながら境内まで上がると、境内は横に広く造られており、拝殿も横に広く天井絵が描かれている立派な建物でした。

 この社の案内は無く、御祭神は大山祇命と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

国道10号線から見る一の鳥居
神社の入口からおよそ100mくらい南西に建っています。間にはJP日豊本線も走っており、現在は余り参道としての役割は果たしていないのかもしれません。
一の鳥居と国道10号線の間に置かれた狛犬
傷みが激しく阿の顔部分は殆どありません。吽も顔面下半分は崩れています。阿のお腹の下には玉の上に乗った子狛がおり、吽は片手を玉に乗せています。丁寧な造りの狛犬だったようですが、石の材質が脆いようで、綺麗に残っていないのが残念です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和9年(1934)建立)
神社入口 二の鳥居 鳥居に架かる額
石段の参道 境内入口
社殿全景
拝殿正面 拝殿内の様子
拝殿には天井絵が描かれています 本殿正面
神楽殿 末社