瀬長拝所

豊見城市瀬長81-1付近 (令和2年3月2日)

東経127度39分22.17秒、北緯26度10分18.66秒に鎮座。

この拝所は、豊見城市役所の西2.5km程の辺り、瀬長の街外れに鎮座しております。

御祭神 天御人の御神・龍宮継宮の御神・按司墓の御神・三様御殿・お嶽の御神・泉井の御神

由緒
琉球においては神は大空なる「ウフシカグラ」や海上はるかな「ニライカナイ」の國に住んでいると信じられ、海邊の小島とか、小高い丘等には各村落単位に拝所が設けられている。瀬長拝所もその一つであり、瀬長島には昔から、神の島、信仰の島として多くの拝所があった。これらの拝所は戦後、瀬長島の土地接収に伴い、現在地(アカナチ森)に安置されていたが老朽化が激しくなり、當拝所の建立となった、當拝所に祭られている神々は、天御人の御神、龍宮継宮の御神、按司墓の御神、三様御殿、お嶽の御神、泉井の御神である。これらの神々をはじめ瀬長島は豊見城間切の世立て主である南海大神加那志(アマミキヨの子)の住地として玉骨が埋葬されていると傳えられ豊見城間切発祥の地として由緒ある地であり、また瀬長物参(ムヌメー)や子寶岩でしられ、全島からの参拝者が多い。尚當拝所建立に際しては、瀬長區民の奉仕活動参拝者各位の御奉納等があり、ここに関係者各位の功績を記し、當拝所が末長く整備保存されることを期待する。
境内由緒書き より。

拝所入口

鳥居

拝殿


三様御殿、按司御墓、御骨神

石祠