村落石獅子

南城市佐敷冨祖崎(平成20年1月27日)

東経127度47分40秒、北緯26度10分19.32秒に鎮座。

 この石獅子は冨祖崎公園の南端から二本東に入った道路角に、海に向かって置いてあります。普通、村落石獅子は集落をマジムン(魔物)や火難から守るために、火山だと信じられていた山や、ケーシ(返し)をしたい方向に向けて置かれるのですが、この石獅子の視線の先には何があるのでしょうか?
 お腹の下は浅く刳ってあり、垂れ耳で穏やかな顔つき、太めの体に虎の尻尾のような尾が背に張り付いています。村落石獅子の中では整った、動物に近い体つきをしています。

獅子の後ろに咲いていたお花です。
肉厚の葉で、一本の木から付き方が違う花が咲いていました。何という名前の植物なんでしょうね?