村落石獅子

南城市知念具志堅(平成20年1月27日)

東経127度48分39.22秒、北緯26度9分21.11秒に鎮座。

 この石獅子は富里から331号線を知名崎方面に向かっていたとき、左に「知念城」の案内があったので西に入り道なりに進んでいたら、具志堅四つ角に置かれていました。
 案内板には「具志堅の旧部落長堂のニシャラク山にあり、部落入口の魔除けとして作られた。北のクルク山に向いていて、サンゲーシの役をはたしている。知念村内(現南城市知念)に現存するシーサーで最も大きい。」と書かれています。
 小さな垂れ耳で、まん丸の目に、珍しく眉毛が付けられています。少し開き気味の口の中からは遠慮気味に舌が見えます。お腹の下も充分刳り抜かれておらず、この石獅子は何処を取っても、本土の「はじめ」狛犬とよく似ています。