前ヌ(メーヌ)御嶽

国頭郡宜野座村松田2567付近 (令和2年3月1日)

東経127度59分24.43秒、北緯26度29分12.09秒に鎮座。

この御嶽は、宜野座村役場の北東1.5km程の辺り、松田のやや薄い街中に鎮座しております。

由緒
前ヌ御嶽は、後ヌ御嶽の南側に向かい合う様に鎮座した石灰岩の独立丘の森です。「琉球国由来記」(1713年)には、「オシアゲ獄」として登場し、神名は「トヨミノ御イベ」と記録されている。昔は、祭祀の時でも男性禁断で、根神ハーメーとその神人しか祠に近づけなかった。「いわれ」は判然としないが、琉球最高の神格である首里王府の聞得大君が主宰する辨ヶ岳遥拝所「ウトウシ」へ向け、こちらも相呼応して部落の豊作安全祈願すべて心身を清めて一心不乱に祈る必要があって、不浄な男性の入城を禁じたのであろうと推察される。
境内由緒書き より。

御嶽入口

参道


御神木