後ヌ(クシヌ)御嶽

国頭郡宜野座村松田1007付近 (令和2年3月1日)

東経127度59分42.86秒、北緯26度29分29.02秒に鎮座。

この御嶽は、宜野座村役場の北東2km程の辺り、松田の街外れに鎮座しております。

由緒
後ヌ御嶽とは、古知屋(現:松田)の村の北側にある小高くなった森のことを指し、森の南面部には祠が建つ祖霊神御嶽で、旧家であるニーブ屋の授かりとなっています。琉球王府編纂の『琉球国由来記』には「カナヒヤゴ嶽」(神名ヨミチヨノ御イベ)と記載されており、同じく琉球王府編纂の『琉球国旧記』には「加那百嶽(かなひやごたき)」(神名 弓忠威部(よみちよのいべ))と記載されています。なお、後ヌ御嶽は別名「カニマン御嶽」とも称され、御嶽の森の東側には鍛冶を営んだ跡が確認されています。
境内由緒書き より。


カニペークガー