玉野市八浜町八浜1092(平成21年8月22日)
東経133度56分34.84秒、北緯34度32分54.46秒に鎮座。
この神社は両児山公園内の青竜山山頂部に鎮座しています。八浜町市街地からは265段の石段を上がっての参拝となるようですが、私達は中腹の両児山公園内からの南参道から参拝しました。
参道入口の一の鳥居からは石段の参道となり、途中の二の鳥居前には明治32年生まれの備前焼宮獅子がいました。二の鳥居を潜り、尚も石段を上がると、境内入口には注連柱が建ち、正面には「八幡宮」の随神門、左には快神社の鳥居が建っています。随神門を入ると正面に、唐破風付きの大きな拝殿と三間社流造りの本殿が建立され、その右側には境内社の御崎神社が祀られています。(快神社については別記載いたします)
標高53mの両児山を中心とした広大な公園内にある神社で、神社の佇まいのみならず、参道や周囲の景観が素晴らしく、気軽なお散歩を兼ねての参拝がお薦めの神社です。
尚、この他に八浜町市街地から上がる東参道には、明治7年と文化12年(1815)建立の二対の狛犬が居るそうです。
御祭神:応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、仁徳天皇
祭礼日:歳旦祭・年賀祭・1月1日、恵美須祭・5月10日、快神社夏祭・7月第二日曜日、御崎神社祭・10月6日、例大祭・10月第3土・日曜日、七五三祭・11月15日、大祓式・12月31日
境内社:快神社、御崎神社、石鎚神社、恵美須宮
由緒:旧村社で、元川の出雲谷にあったものをその後現在地に移転したもので、創建年月日は不詳であるが、現存する最古の棟札によると応永34年(1427)12月27日とあるので、それ以前に創建されたものと思われる。
この棟札他2点が玉野市重要文化財に指定されている。池田藩主が代々に亘って崇敬した神社であり造営、修繕、社領、代参、寄進等を行った。池田継政公直筆の絵馬が現存している。
(「岡山県神社庁公式サイト」より)
社頭 | |
参道入口の一の明神鳥居 | 鳥居に架かる額 |
参道の様子 | |
石段参道途中の鳥居前にいる明治32年生まれの備前焼宮獅子 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(明治32年(1899)8月吉日建立) |
石段参道途中の二の明神鳥居 |
境内入口 |
境内の様子 |
八幡宮入り口に建つ三の台輪鳥居 |
随神門前にいる寛政6年生まれの浪速狛犬 吽には小さな角があり、大きな口、剥き出した歯、やや吊り上がった目つきが、邪を寄せ付けない威嚇の表情を現しています。この時代の浪速狛犬としては良い出来の物で、きっと腕の良い石工さんが精魂込めて造ったのでしょう。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(寛政6年(1794)甲寅建立) |
随神門 |
拝殿 |
本殿 |
境内社:御崎神社 | |
地神(社日) | |