高梁市中井町西方6399(平成21年8月20日)
東経133度34分31.3秒、北緯34度53分45.02秒に鎮座。
この神社は西方の町並み南から東に入ると、山並みの中腹に鎮座しています。道路から細い未舗装の坂道を登ると、左手に石段と「熊野宮」と書かれた鳥居があります。手すりの付いた石段を上がると参道は平坦となり、その先に随神門が建ち、石段の上に境内が造られています。境内入口は建立年代不明の非常に面白い逆立ち狛犬がおり、雌雄のシンボルが付いた殆ど直立の体と愛嬌のある顔つきに暫し唖然…。教育県のイメージが強い岡山にも、随分ユニークな石工さんもいらっしゃるんですね〜。
境内正面には横に広い拝殿と屋根覆いで保護された本殿が建立され、境内社も数社見られます。
御祭神:伊弉諾尊、事解之男命、速玉之男命
祭礼日:不明
境内社:龍王神社、八天宮神社他
由緒:宝徳3年(1451)、源清秀が紀州熊神社から分霊を勧請してこの地に奉斎しました。
慶長3年(1598)には代官 左内与助から下附金があり、社殿を整備して西方村の氏神として崇敬しました。
明治43年火災に罹り、翌44年現在の本殿及び拝殿を新築。
昭和18年11月、村社に列格し、神饌幣帛供進神社に指定されました。
社頭 | |
入り口の明神鳥居 | 鳥居に架かる額 「熊野宮」 |
石段の参道 |
平坦な参道 |
随神門 |
境内入口 |
境内入口にいる建立年代不明の逆立ち狛犬 殆ど直立した逆立ちで、阿吽の位置が反対です。顔は平顔で、鋸歯ですが、少し垂れ眼なので愛嬌のある顔つきになっています。阿は雌、吽は雄の様です。こんなに変わった面白い狛犬、誰が何時造った物なのでしょうか?興味が湧きます。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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拝殿 |
本殿 |
本殿後ろに祀られた境内社二社 | 境内社:龍王神社 |
境内社:八天宮神社 | 神輿倉? |
仏像 | |