廣峰神社

高梁市有漢町有漢2187(平成21年8月20日)

東経133度39分19.01秒、北緯34度53分49.73秒に鎮座。

 この神社は有漢西小学校の西約180mに鎮座しています。参道からは豊かな森の中に神社の全景が良く見えます。その参道が石段になる手前に昭和11年生まれの宮獅子がおり、石段を上がり平坦な参道を行くと右手の石段上に境内が造られています。境内正面すぐには大きな拝殿、その後ろに瓦葺きの本殿が建立され、西参道からの境内入口は建立年代不明の楽しい狛犬が護っています。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は不明です。普通、広峰神社の御祭神は牛頭天王か素盞嗚尊ですから、この社もそうかもしれません。8月中旬の土曜日に「広峰神社夏祭り」が行われています。

社号標 社頭
南参道入口にいる昭和11年生まれの宮獅子
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(昭和11年(1936)建立)
石段の参道の様子
境内入口
拝殿
本殿
境内社 末社
西参道からの境内入口にいる建立年代不明の狛犬
阿は鈴乗りで、鈴に付いた紐を咥えています。吽は玉乗りです。普通モルタル(コンクリート)造りの狛犬は強度の関係から鉄骨を土台にしています。この狛犬はモルタル造りのようですが、鈴の口は薄く、紐の部分もどのように処理しているのか、普通では考えられません。余程技術の確かな方が製作したのでしょうね〜。獅子紋や体毛が浮き出て、尾は渦巻きだらけ、金色の彩色と相まって非常に派手な狛犬です。
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