石畳(いわだたみ)神社

総社市秦3995(平成21年8月24日)

東経133度43分26.14秒、北緯34度41分55.33秒に鎮座。

 この神社は高梁川右岸、278号線の豪渓秦橋東の旧道沿いに鎮座しています。入口の鳥居を潜り、階段を登ると「辺津宮」と書かれた社号標があり、境内すぐ正面に社殿が建っています。社殿の左手に磐座に続く山道入口がありが、約10分ほど登ると断崖絶壁に屹立している御神体磐座に到着します。長方形の巨岩が幾重にも積み重なっていて凄い迫力があり、古代の人々がこの磐を崇めた気持ちが分かるような気がします。社名もこの巨岩の形状から名付けられたものと思われますが、磐の下には1mにも満たない小さな赤い鳥居が置かれています。

 御祭神:經津主神
 祭礼日:9月10日
 由緒:旧村社で、創祀年代は不詳です。式内社・石畳神社に比定されている古社で、万葉集にも、「石畳さかしき山と知りながら我は恋しく友ならなくに」と記されています。

社頭
入口の明神鳥居
鳥居左右に立つ「古代祭祀(磐座)」「式内石畳神社」案内柱
参道左側の石碑 参道左側に置かれている石仏
参道左側に置かれている石仏 参道左側に置かれている石仏
石段の参道と境内入口
拝殿 境内入口にある社号標
本殿覆い屋
社殿奥にある「石畳神社御神体磐座」案内と参道の様子
御神体磐座