素盞鳴神社

岡山市中区祇園168(平成21年8月22日)

東経133度57分26.16秒、北緯34度41分28.55秒に鎮座。

 この神社は県道219号原藤原線「祇園」交差点の南約300mに鎮座しています。入口前面は広々とした駐車場で、先ずは安政2年生まれの出雲丹後丸尾タイプの狛犬のお出迎えがあります。それ方鳥居が建ち、随神門と続きますが、随神門を入ると神橋が架かり境内となるという変わった造りの神社でした。拝殿は重厚な感じがしますが、正面が開け放たれた開放的な造りでもあります。本殿も素晴らしく、周囲には色々な境内社が祀られていました。

 御祭神:素盞鳴命、稻田姫命、豊玉姫命
 祭礼日:7月第4土・日曜日・祇園祭
 境内社:宗像神社、秋葉神社、稲荷神社、天神社、若宮、熊野神社他
 由緒:旧村社で、氏子地域は無いのですが、地元では「お祇園さま」と親しまれているようです。
 岡山城の丑寅鬼門に当るので、城主池田綱政公が造営せられたものである。
 正徳2年(1712年)に京都八坂社から御分霊を奉斎した。池田家の崇敬が厚く、献額も数面現存している。
 大東亜戦争終了まで、夏祭りは7日間連続し盛況であったが、現在は年に3度、学区内町内会長が集合し祭典を行っている。
(「岡山県神社庁公式サイト」より)

社頭 明神鳥居 鳥居に架かる額
入口にいる安政2年生まれの出雲丹後丸尾タイプの狛犬
落ち着いた感じの良い狛犬ですが、阿の顔面が欠けているのが残念です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(安政2年(1855)乙卯6月吉日建立)
随神門
随神門内から見た神橋と境内・拝殿
拝殿
拝殿目貫彫刻・双龍
拝殿木鼻・象
幣殿と本殿
本殿木鼻・狛犬と象
(夕方で薄暗く、写真写りが最悪でした。すいません。)
境内社:宗像神社 境内社:秋葉神社
境内社:稲荷神社 境内社:天神社
境内社 境内社:若宮
境内社:熊野神社