大井神社

岡山市北区大井56(平成21年8月24日)

東経133度48分08.13秒、北緯34度44分25.79秒に鎮座。

 この神社は足守中学校北の「大井宮山郷土自然保護地域」内に鎮座しています。南参道入口には石段があり、狛犬が建立され、道路を挟んで、自然保護地域に指定されている大きな鎮守の杜の入口に一の鳥居が建立されています。参道入口から境内までは約250m程あり、豊かな森の中、石段や緩い坂道が続き、随神門を入った境内の入口には鐘楼が残され、唐破風・千鳥破風が乗った大きく豪華な拝殿後ろの本殿はただ今改築中でその全貌を見ることはできませんでした。本殿周囲には境内社も数社祀られています。
 静かで緑の豊富な環境は、そぞろ歩きには最適で、心を静め清らかにしてくれるような気がしました。

 御祭神:百田大兄命
 祭礼日:5月15日・春祭、7月30日・夏越祭、10月10日・秋祭
 境内社:神明神社、高オカミ神社、稲荷神社他
 由緒:当社の創建は正元元年(1259)で吉備津彦命の御妃吉備大井姫命(百田弓矢比売命)の御父を祀る。
 寛永21年(1644)足守藩主木下淡路守が1石を寄進し祈願所と定めた。
 明治14年郷社に列格した。
 明治41年の火災によって本殿、幣殿、拝殿を全焼したが、大正4年に再建した。
(「岡山県神社庁公式サイト」より)

南参道入口
南参道入口にいる建立年代不明の狛犬
私達には年代が読めませんでしたが、「天保?」と言われている方もいらっしゃいます。口蓋が割れている可愛い浪速狛犬で、何れにしても江戸時代の建立かとは思えます。
狛犬の拡大写真はこちらで 
豊かな鎮守の杜の入り口に立てられている一の明神鳥居
石段の参道入口
参道入口から境内までは約250m程あり、豊かな森の中、石段や緩い坂道が続きます。
随神門
鐘楼
境内の様子
拝殿
ただ今改築中の本殿
境内社:神明神社 境内社
境内社:高オカミ神社、稲荷神社 末社二社