天野八幡宮

岡山市北区青江3-2-1(平成21年8月22日)

東経133度55分37.75秒、北緯34度37分54.61秒に鎮座。

 この神社は岡山赤十字病院の東に鎮座しています。周囲をぐるっと玉垣で囲まれ、明神鳥居が建っている入口を入ると、すぐ両脇に嘉永7年生まれの穏やかな浪速狛犬が待っています。随神門を潜ると、灯籠が建ち並ぶ明るい境内となり、街中の神社でありながら背後に大きな木を頂いて拝殿が建っています。その拝殿後方には石垣に囲まれた大きな流造の本殿が建立され、社殿左右に沢山の境内社が祀られています。
 良く手入れされた境内や社殿を維持している綺麗な神社でした。

 御祭神:仲哀天皇、応神天皇、神功皇后、高皇産霊神、若日女神、神皇産霊神
 祭礼日:元旦祭・1月1日、厄除・算賀祭・2月1日、春祭・5月17日、前厄・後厄払い祭・6月1日、夏稲荷祭・8月3日、秋祭・10月第3土・日曜日、七五三祭・11月15日
 境内社:若宮、寄宮、稲荷神社、弁天宮、荒神社、祖霊社
 由緒:創建は不詳ですが、延喜5年(905)の神名帳に記載されている式内社です。
鹿田庄十二カ村(大供・東古松・岡・内田・奥内・田住・二日市・七日市・十日市・浜野・円覚・青江)の総鎮守で、元は三門に鎮座していました。天承元年(1131)奥田に移転し、さらに、大正10年(1921)青江に移転し、八幡宮を合祀して現在の天野八幡宮になりました。
(「平成祭データ」より)



社頭 社号標
神社入口にいる嘉永7年生まれの浪速狛犬
吽には小さな角があり、穏やかな優しい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永7年(1854)甲寅8月建立)
随神門
境内の様子
拝殿
本殿
境内社:若宮
境内社:稲荷神社
境内社:祖霊社
境内社:弁天宮、荒神社 境内社:寄宮