荒神社

倉敷市下津井(平成21年8月21日)

東経133度47分10秒、北緯34度26分22.74秒に鎮座。

 この神社は大室漁港の東約220m、小丘の中腹に鎮座しています。神社前の道路を挟んで反対側の林の中には集落からの旧参道が続いていました。境内は道路から少し上に造られ、境内入口の柱には「鎮守荒神社」「創建天保13年(1842)壬寅9月吉日」と書かれています。ここには拝殿前に昭和19年に「大東亜決戦必勝祈願」として奉納された備前焼宮獅子がいますが、この地域でも沢山の方が戦地に赴かれたのでしょうか、戦後生まれの私には直接の記憶はありませんが、当時のことを想像すると胸が痛みます。社殿も境内社などもとても綺麗に保たれた神社でした。

 この社に案内は無く、御祭神は素盞嗚尊と思われ、勧請年月は天保13年(1842)壬寅9月吉日ですが、その他の沿革等は不明です。

神社前、道路の反対側、海側から続いてきている旧参道
社頭
入口の明神鳥居 鳥居に架かる額
境内入口
拝殿前、昭和19年に「大東亜決戦必勝祈願」として奉納された備前焼宮獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和19年(1944)4月吉日建立)
社殿
境内社:瑜伽神社 境内社