稲荷神社

笠岡市笠岡2363 (平成25年11月3日)

東経133度30分37.21秒、北緯34度29分55.29秒に鎮座。

この神社は、JR山陽本線・笠岡駅から東南500m程の辺り、古城山公園のすぐ北東に鎮座しております。

創建は、一六世紀後半に笠岡城(現古城山)の城主であった村上氏が、城内の鎮守として勧請したのが始まりといわれる。祭神は宇迦之御魂神である。
拝殿は鮮やかな朱塗りで桁行三間、梁間三間、軒は二軒の繁垂木、入母屋造で、文政二年(1819)に地福寺の別当・法印大幢上人、胡屋幸七ら十一名の世話人により再建されたものである。本殿は三間社、軒は二軒の繁垂木、入母屋造で、弘化二年(1845)に遍照寺二十一世法印瑞明ほかにより再建されたものである。
江戸時代後期には境内の玉垣などが全国各地から寄進されており、広く信仰を集めていたことがうかがわれる。
笠岡市教育委員会

参道入口と一の鳥居。上は県道60号線。

参道脇の末社

手水舎

参道。上の道路がとっても邪魔ですが、狛犬さんは雨がかからずま〜良いか。

やや損傷はあるが、大きさ出来映え、素晴らしい備前焼狛犬。拡大写真はこちら。
(弘化5年(1848)初夏月吉日建立)

更に参道は山陽本線を跨いでいます。

二の鳥居

参道と三の鳥居

参道脇のお狐様
(文化11年(1814)9月吉日建立)

境内と拝殿

神額。地元では「稲富稲荷」と呼ばれているようですが、神社庁記載の「稲荷神社」としました。


末社

白狐様

末社

石祠