加賀郡吉備中央町上加茂471(平成21年8月20日)
東経133度48分30.73秒、北緯34度50分51.96秒に鎮座。
この神社は加茂川に沿うように通る429号線に注連柱が建ち参道の入口があります。境内まではそこから約100mほどあり、神社入口に建つ鳥居を潜ると石段の上に随神門が建立されています。随神門内には随神さんと一緒に黒々とした光沢の残る享和3年生まれの神門狛犬がいます。境内はそこから更に石垣が組まれた上にあり、左右と背後を豊かな杜に囲まれて明るく広々とした感じで、社殿や境内社、碑等が点在しています。又、拝殿の左右に階段が設けられて、本殿のすぐ傍まで行くことが出来ます。
御祭神:別雷命
祭礼日:10月第三日曜日(加茂大祭)
境内社:金刀比羅宮、木山神社、稲荷神社、護王神社、神納社、森神社、龍神社、愛宕神社、厄神社、武甕槌神社、大山社、賀茂神社、水神社、祇園神社、山神社、御玉神社、幸神社、今宮、系普神社、素盞嗚神社、番神社、地神社、川上神社他
由緒:創祀年代は不詳ですが、社伝によると、弘仁年中(810〜823)人皇第五十二代嵯峨天皇の御宇、山城国賀茂大明神を勧請し、別鴨命を祀ると伝えられています。式内社・鴨神社に比定されている神社で、「備前国神名帳」に「津高郡 従四位下 鴨明神」とある古社で、往古は、現社地の南500mの矢阪の山上に鎮座していたといわれています。
429号線沿いの参道入口 |
参道入口にいる昭和16年生まれの狛犬 この地域では珍しく昭和岡崎の血が色濃く出ている狛犬で、阿は今にも噛み砕きそうな様子で玉を噛んでいます。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(昭和16年(1941)1月吉日建立) |
社号標 「式内郷社鴨神社」 |
参道の様子 |
社頭 | |
神社入口の明神鳥居 | 鳥居に架かる額 「一加茂大明神」 |
随神門 | |
随神門内にいる享和3年生まれの神門狛犬 黒く光沢があるので、瓦材狛犬かと思っていましたが、欠けた部分が白く見えるので、漆喰造りかもしれません。体つきは痩せ形で神殿狛犬風なのですが、頭頂部の鬣や顔つきはとてもユニークで変わっています。江戸時代の岡山は備前焼の宮獅子ばかりかと思っていましたが、何処にでも変わり種はいるのですね。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(享和3年(1803)8月吉辰日建立) |
境内入口 | |
境内の様子 | |
拝殿 | |
拝殿屋根上の飛び狛ちゃん | |
本殿 | |
合社 | 境内社:金刀比羅宮、木山神社、稲荷神社、 護王神社、神納社、森神社、龍神社、 愛宕神社、厄神社、武甕槌神社、大山社、 賀茂神社、水神社、祇園神社、山神社、 御玉神社、幸神社、今宮、系普神社、 素盞嗚神社、番神社、地神社、川上神社 |
境内社 | 慰霊碑 |
御神木 | |