若宮社

燕市雀森家主(平成18年5月3日)

 この神社は250号線・月潟吉田線の稲葉バス停南、雀森地区に鎮座しています。地図には鎮守神社とありました。
 教育委員会の案内によると、創建年代は不詳ですが、雀森地区の産土神です。本殿右には諏訪社(建御名方命)、左には塩竃大明神(武甕槌命)が祀られています。もう一柱の天押雲命は藤原氏の祖神で春日大社に祀られる神ですので、遠い昔、春日社が合祀されていた…ということなのでしょうか。本殿、拝殿、境内など一構全て市指定文化財となっています。
 鳥居と拝殿の社名の違いは、古くは「鎮守神社」と呼ばれていましたが、昭和24年に「若宮社」と改称したということです。

神社入口。鳥居の額には「若宮社」と社名表記があります。
拝殿の額には「鎮守神社」
との社名表記があります。
拝殿
拝殿内の様子 本殿。
右・諏訪社、左・塩竃大明神
明治30年生まれの若々しく目つきの鋭い狛犬。
米納津神社の明治3年建立の狛犬とよく似ています。
(明治30年建立)