諏訪宮

新潟市西蒲区夏井 (平成18年5月3日)

 この神社は223号線・石瀬吉田線の夏井バス停前に鎮座しています。
 道路から一段上がった境内には、この地域に多い竹の棒に縄を巻き付け、七五三の〆の子の藁が垂れる、真っ直ぐな注連縄が架かっている白木の両部鳥居が建ち、もう一段上に、覆い屋のような拝殿内に本殿が祀られていました。
 御祭神は大国主神の御子神・狩猟の神、勧農神、武神の建御名方命で、他の諏訪神社同様、おそらく戦国時代末期にこの地に移住し、越後を開拓してきた信濃の豪族や浪士たちが、故郷の諏訪神社を偲び勧請したことから、この地の産土神となった神社と思われます。

神社全景 拝殿
本殿