十二社大明神

新潟市西蒲区横曽根 (平成18年5月3日)

 この神社は55号線・新潟五泉間瀬線の西中信号から北上し、二股を右に行くと約500m先の左側に鎮座しています。
 由緒書きがないので、創建・御祭神とも分かりません。因みに奈良県吉野町の十二社大明神には、国常立命、国狭土命、豊斟渟命、泥土煎命、大戸道命、面足命、伊邪諾命、天照大神、正哉吾勝々速日天忍穂耳命、天津日高彦火瓊々杵命、彦火々出見命、彦波瀲武乗メ(茲鳥)艸葺不合命が祀られていますが、この地ではどんな神様が祀られているのでしょうか?
 周囲は生け垣に囲まれ、境内入口には二本の銀杏の木。鎮守の杜の形跡がないのは失われてしまったのでしょうか、それとも信濃川の氾濫によるものか、こちらの神社には杜を造る風習が無いのか、元 湿地や砂地の為大木が育たないのか、何れにしろ杜を持たない神社が多く見られました。

社号標 神社入口
拝殿 本殿覆い屋
建立年代不明の出雲丹後狛犬。
とはいえこの狛犬も越後バージョンで来待石ではありません。