白山神社

宇陀市榛原区篠楽179(平成19年1月3日)

 この神社は国道370号線を西に向かい、篠楽で198号線にはいると、200mで右側に鎮座しています。まだ新しい社号標の建つ入口から階段を上がると、明るく開けた境内正面には、とても立派な社務所兼集会所が建っています。拝殿は…というと、左側の奥に両脇に入口がある珍しい形式で建てられており、そのまた奥の階段上の塀の中に山を背景に本殿が建っていました。

 御祭神:白山比大神、伊邪那岐神
 祭日:10月17日
 由緒:当社は遠く神代より、加賀の白山を御神体山として信仰の対象とされた白山信仰の社です。その本宮は加賀国白山神社(石川県石川郡鶴来町)で、創立、弘安5年(1282)9月より分霊を鎮祭しました。明治6年4月村社に列せられ、当宮山に分祀奉斎されて村の鎮護の神として村民より崇敬されています。
(神社案内板より)

社号標 神社入口
両脇に入口がある
珍しい形式の拝殿
本殿正面
拝殿と本殿の間にいる明治37年生まれの狛犬。やや平顔で、阿吽共に平歯をむき出しています。身体は筋肉質で、前脚、胴は太く短く、お尻には太く大きな尾が被さった感じがしています。
(石工人・平林道蔵 明治37年1月建立)