桜井市箸中(平成17年1月3日)
この神社は箸墓古墳とホケノ山古墳の間にあり、静かで落ち着いた佇まいの、如何にも神域らしい雰囲気を感じさせる神社でした。御祭神は素戔嗚尊、天津彦根命、天忍穗耳命、活津彦根命、天穗日命、熊野樟日命です。天津神を祀った神社でありながら、どうして国津という名称なのかと疑問を覚えました。おそらく明治期に改神したのだとは思いますが・・・。
又本殿前の狛犬の上一文字が陰になり玉垣の外からでは年代が読みとれなかった所、
この神社の管理をしていらっしゃる方が快く鍵を開けて下さり、色々なお話を聞けた事は幸いでした。
(明治12年9月建立)
(嘉永6年(1853)3月吉日建立)
神社全景
小顔で整った耳垂れ尾立ち狛犬
拝殿
本殿
本殿の可愛い、彩色の残った神殿狛犬。吽は角付。
本殿前の頭上扁平デブ系団扇狛犬
山車蔵
山車の精緻な彫刻
箸墓古墳の全貌