桜井市穴師(平成17年1月3日)
三輪山が間近に迫る場所に鎮座するこの神社、同じ造りの本殿が3つ並んでいて右から若御魂神社、兵主神社、大兵主神社と呼ばれ、正確には式内社三社が同一敷地内に鎮座している三座一社殿と呼ばれる造りです。生産と平和の神としての国家的信仰によって始った神社で、今でこそ都会地から外れた“山の辺”などといわれていますが、古代においては大和政権の一大中心地であったのでしょう・・・等と柄にもなく古代へのロマンを掻きたてられる様な雰囲気を持つ趣のある神社でした。
(明治15年2月建立)
(弘化2年(1845)建立)
一の鳥居の神社入口
まだ参道は続きます
大胆にデェフォルメされた江戸期の狛犬
山を背景に趣のある拝殿
三座一社殿の素晴らしい本殿
思慮深そうな浪花狛犬