奈良市北天満町(平成17年1月3日)
この神社は奈良公園南、瑜伽山の中腹に鎮座しています。一の鳥居より長い石段を登ると、一言稲荷社や飛鳥の御井があり、この井戸は高い所にあるのに枯れた事が無く、昔は宮人たちが野点に使用していたそうです。大伴坂上郎女が、天平5年(733)に詠んだ万葉歌碑
ふる里の飛鳥はあれど青丹よし
平城(なら)の明日香を見らくしよしも
も建っていました。
階段登りはきついけれど景色の良い神社です。
(文化12年(1815)9月吉日建立)
狭い道路に面した一の鳥居
二の鳥居より
長い階段登りが始ります。
大きな唐破風の張り出した社殿
境内より入口を振り返る
お狐様としてはまろやかな体つき