推古天皇社

奈良市大安寺1-12(平成23年1月5日)

東経135度48分59.01秒、北緯34度39分52.95秒に鎮座。

 この神社は大安寺小学校の東南東約200m、芝池西に鎮座しています。入口には社号標と木製鳥居が建ち、神橋を渡って参道が奥へと続きます。突き当たり瑞垣内に社殿、左側に境内社:金毘羅権現が祀られています。又、境内には「弘法大師腰掛石」もありました。ここに来るまでは推古天皇が神として祀られていることを知りませんでしたが、とても綺麗に整備清掃された神社で、人々の崇敬神が強く感じられました。

 御祭神:豊御食炊屋姫尊(推古天皇)
 祭礼日:不明
 境内社:金毘羅権現
 由緒:御祭神は第29代欽明天皇の皇女であって、18歳にて第30代敏達天皇の皇后となられた。皇后は眉目秀麗な美人だったと伝えられている。
 第32代崇峻天皇崩御の後、皇位を巡って、さまざまの動きがあって、日本における最初の女帝となられ、聡明な聖徳太子に摂政を委ねられて、政治は国家意識を昂揚し理想社会を求める事であった、「外交の刷新・仏教に依て日本民族の思想と生活を改める事等」、従って日本の歴史の中でも輝かしい時代であった。

社頭
社号標 木製鳥居
神橋
境内の様子
社殿
境内社:金毘羅権現
大日如来像 石碑
弘法大師腰掛石