神明神社

奈良市都祁馬場町564(平成23年1月4日)

東経135度57分10.73秒、北緯34度37分48.6秒に鎮座。

 この神社は布目川南に鎮座しています道路に沿って石段の参道が造られ、境内に上がると正面に拝殿と参籠所が建立され、奥の石垣上に本殿が建立されています。

 この社に案内はありませんでしたが、サイト「奈良県観光情報」にこの社が紹介され「大字馬場の南方字宮坂にある。祭神大日霊貴命を祭る。本社殿は厚板葺の春日造で境内も狭い。この村は室町時代山田氏の城下に発達した村であるが、神社の由来年代はわからない。室町時代に伊勢大神が飛来されたと流布して、社殿を造営して祭る飛神明の信仰がおこり、各地に神明社の造立が行われたというが、当神社もその一つであろう。江戸時代にはお影参りがしばしば発生し、この村は参宮街道に当たり、伊勢講社の旅宿もでき、大神宮をまつるこの神社は、大衆の信仰を集めたのであった。造営が真近に迫っているので本殿、石段等修理の必要に迫られている。末社厳島神社(市杵島比売命)は今、本殿に合祀されている。」と書かれています。

社頭
石段参道 社号標
境内入口
境内の様子
手水舎
拝殿
本殿入口に立つ木製明神鳥居
本殿
本殿縁にいる小さな陶器製狛犬