御前原石立命(みさきはらいわだてのみこと)神社

奈良市古市町294-1(平成23年1月5日)

東経135度50分35.49秒、北緯34度39分13.09秒に鎮座。

 この神社は188号線・古市町信号から西に入るとすぐ左手に鎮座しています。
 入口前には神池があり、境内はこんもりとした叢林に覆われています。玉垣内に入ると石段の参道となり、途中に割拝殿が建立され、引き続き石段を上がると上の境内入口に狛犬がいます。
 神明鳥居を潜ると上の境内で、正面の朱の瑞垣内に本社の他に境内社が二社祀られています。又、境内には他にも境内社が数社祀られています。
 豊かな緑の中に朱の瑞垣や社殿が映える、色彩が綺麗な神社でした。

 御祭神:御前原石立命
 祭礼日:祈年祭・2月11日、秋祭・10月吉日、新嘗祭・11月23日
 境内社:春日神社、御霊神社、三宝荒神社、龍王神社、五社明神社、巽神社、西之宮神社、境外社:厳島神社(市杵島姫命)
 由緒:式内社・御前社原石立命神社に比定されている古社で、旧村社。古市町の鎮守の神として祭られています。本社は三殿あり、主神・御前原石立命を中央に、向かって右は御霊神社で崇道天皇(早良親王)を祀り、左は春日神社で天児屋根命を祀っています。他の境内社として五社明神(天忍穂耳命、天忍日命、天津彦根命、活津彦根命、熊野久須毘命)、龍王神社(高オカミ神)・西之宮神社(八重事代主命・猿田彦命・大国主命)・巽神社(巽大明神)・三宝荒神(火産霊神)が鎮座しています。

社号標 神池
社頭
参道の様子
下の境内
割拝殿
上の境内入口
上の境内入口にいる大正4年生まれの狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正4年(1915)10月建立)
上の境内入口に立つ神明鳥居
上の境内
春日神社・本社・御霊神社が納まる社地を囲む鳥居と瑞垣
本社(御前原石立命)
春日神社(天児屋根命) 御霊神社(崇道天皇=早良親王)
境内社:三宝荒神社
(奥津彦命、奥津姫命、火産霊命)
境内社:龍王神社(高オカミ神)
境内社:五社明神社
(天忍穂耳命、天忍日命、天津彦根命、
活津彦根命、熊野久須毘命)
境内社:巽神社(辰巳明神)
境内社:西之宮神社(大国主命、猿田彦命、八重事代主命)