率川(いさがわ)神社

奈良市本子守町(平成17年1月3日)

飛鳥時代の創建と伝えられる奈良市最古の神社で、子守明神とも呼ばれ、古来より安産・育児の神様として信仰をあつめている神社です。現在は大神神社の摂社で、本殿は一間社流造の檜皮葺の社殿が3棟並んで立っています。中殿には神武天皇の皇后五十鈴姫命、右殿には母の玉櫛姫命、左殿には父の狭井神を祭ってあります。両親が子を守るようにして建っていることから子守明神といわれる様になったようです。
一緒に行った娘が「これで摂社?」と驚いた位の貫禄の神社でした。ついでに記すと、この日私達は大神神社にも詣ろうと思って桜井市まで行ったのですが、奈良中の人が集まってきたのではないかと思う程の余りの混雑に後れをなし、早々に参拝を諦めてしまいました。又奈良に来る良い口実が出来ました。

神社入口

拝殿

三棟並びの優雅な檜皮葺本殿