住吉神社

葛城市新庄493(平成23年1月7日)

東経135度43分6.69秒、北緯34度29分4.73秒に鎮座。

 この神社は新庄中学校北に鎮座しています。一の鳥居は神社から4〜500m程東に立っているようですが、そうとは知らず私達はそこまで至らずに南に曲がってしまったので、一の鳥居と社号標の写真がありません。
 参道の入口は境内入口から50m程東にあり、参道は道路と平行して付けられています。玉垣と鳥居で区切られた境内は広々とした感じで正面に入母屋造りの拝殿その後ろに流造の本殿が建立されています。境内の右側に境内社が三社祀られ、拝殿前と境内社前に狛犬がいます。

 御祭神:表筒男命、中筒男命、底筒男命
 祭礼日:4月10日・おんだ祭、7月15日・夏祭
 境内社:稲荷神社他二社
 由緒:当社は慶長5年(1600)に大和新庄藩初代藩主・桑山一晴が新庄へ移封してきたのと同時に、尾張国春日井郡鋤山村に鎮座していた桑山氏の氏神を弁之庄に創祀したのに始まります。
 その後、延宝8年(1680)に桑山美作守一尹により北花内の埴口陵に移され、元治元年(1864)戸田大和守による埴口陵修復に当って西宮神社境内に移されました。
 明治2年には弁之庄村の旧鎮座地に復座しましたが、明治5年新庄村の氏神に迎えられ、明治14年現在地に遷座されました。
(「大和の神社」より)

参道の入口
道路と平行している参道
社頭
境内入口に立つ明神鳥居
境内の様子
拝殿前、明治16年生まれの狛犬
顔つきは厳しいですが、たおやかでスリムな体つきの、丸尾タイプです。綺麗な歯並びが目立ちます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治16年(1883)癸未9月建立)
拝殿
拝殿に掛かる素盞鳴命と八岐大蛇?の彫刻
本殿
境内社:稲荷神社
稲荷神社の神使い・お狐様
境内社 境内社
境内社を護る大正6年生まれの狛犬
やや上向きでボリューム感のある狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正6年(1917)7月建立)