葛本神社

橿原市葛本町449(平成23年1月8日)

東経135度48分33.74秒、北緯34度31分16.64秒に鎮座。

 この神社は近鉄橿原線・新ノ口駅の東約1.1kmに鎮座しています。玉垣で囲まれ、鳥居が立つ入口から境内に入ると、右側に社務所が配され、正面奥に狛犬に護られて拝殿、幣殿があり、瑞垣内に本殿が建立されています。本殿右には遥拝所があります。

 御祭神:天照大神
 祭礼日:1月1日・元旦祭、4月初旬・祈念祭、6月中旬・早苗祭、9月22日・例祭、10月9・10日・秋祭、12月初旬・新嘗祭
 境内社:市杵島神社、金比羅神社
 由緒:創建は明らかではないが、「大和志」には葛本神詞として「今称八所神永正10年(1515)祭式一巻在祝ー司家」と在り既に470年以前、1045年頃に祀られたと推測出来ます。
 本殿は神明造りで、御祭神は天照大神を祀り、聖域には、二社の末社が祀られて在り、向かって右側の御社は市杵島神社 春日造りで、御祭神は市杵島比売命大神が祀られ、向かって左側の御社は、金比羅神社 春日造りで、御祭神は金比羅大権現が祀られております。

神社入り口
境内の様子
拝殿前、嘉永7年生まれの狛犬
前足や後ろ足の腿が太く、力強い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永7年(1854)甲寅4月建立)
拝殿
幣殿と瑞垣
流造りの本殿
境内社:金比羅神社 境内社:市杵島神社
遥拝所 社務所