八幡神社

橿原市西池尻町259(平成23年1月7日)

東経135度47分9.8秒、北緯34度28分48.59秒に鎮座。

 この神社は近鉄南大阪線・橿原神宮西口駅の東南東約350mに鎮座しています。東側には聖心学園中等教育学校や奈良芸術短大、橿原学院高校などがある学園地域に隣接しています。この神社は久米御縣神社から畝火山口神社へ行く途中の道路の右側にあり、通りすがりにとても清々しい感じの神社が目に入ったので、参拝させていただきました。
 入口に大鳥居が立ち、境内に入ると社殿は左奥に建立されています。狛犬が護る割拝殿には「八幡宮」の社額が掛かり、流造の本殿は白塀内に建立されています。
 境内には合社が祀られると共に、石仏が置かれ、この地域では緩やかな神仏分離が行われたのを伺わせているように思いました。

 御祭神:誉田別命
 祭礼日:例祭・10月14日、春日神社例祭・10月26日、皇大神社例祭・10月26日、稲荷社初午祭・3月の午の日、水神祭・9月15日、月並祭・1・5・9月16日
 境内社:皇大神社(天照大神)、春日神社(天児屋根命)、稲荷社(食毛知命)、三柱社(熊野大権現・金剛蔵王権現・東照大権現)、水神宮(八大龍王)
 由緒:当神社は池尻村社とし、当社創建は其の年代詳かならず今境内に有る寛政9年(1632)に奉納された石灯籠を以て最古のものとなす。(神社誌より)

社頭
入口に立つ明神鳥居
境内の様子
拝殿前、明治25年生まれの狛犬
背筋を伸ばし胸を張った姿勢の良い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治25年(1892)3月建立)
割拝殿
割拝殿に掛かる額「八幡宮」
流造の本殿
境内社:稲荷社(食毛知命)、
三柱社(熊野大権現・金剛蔵王権現・東照大権現)、
水神宮(八大龍王)
境内社:皇大神社(天照大神)、
春日神社(天児屋根命)
神井 祭祀場?ご神木?
石仏 石仏
庚申塔