春日神社

生駒郡平群町平等寺241(平成23年1月6日)

東経135度42分50.2秒、北緯34度37分14.04秒に鎮座。

 この神社は近鉄生駒線・竜田川駅の北東約1kmに鎮座しています。
 西側に静かな水面を見せる神池・堂の池と道路を挟んで社地があり、鳥居のすぐ後ろに割拝殿が建つという珍しい作り方をしています。境内は明るく、右側奥の二の鳥居から石段を数段上がると、春日造りの煌びやかな本殿が建立され、左側に境内社が七社祀られています。
 本殿前に浪速狛犬、境内社に小さく素朴な狛犬が奉納されています。

 御祭神:天児屋根命
 祭礼日:10月15日
 境内社:住吉社、市杵島社、菊理比梼ミ、大国社、若宮社他二社
 由緒:「平等寺春日神社」と称し、平等寺集落の東側山裾にあり、平等寺・下垣内の氏神。この二大字は本来は一つだったと考えられている。
 祭神は、天児屋根命で、本殿は極彩色の春日造り。割拝殿の両側には絵馬が数枚奉納されている。
 左奥には、文久元年(1861)に下垣内の氏子中より奉納の「なもで踊り」絵馬がある。…中略…
 また、境内には多くの石灯籠が奉納されており、延宝5年(1677)が最も古い。

社頭
入口に立つ一の鳥居 鳥居に掛かる額
割拝殿
境内の様子
境内に立つ二の鳥居
上の境内入口
上の境内入口脇にいる建立年代不明の浪速狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
春日造りの本殿
境内社:住吉社(三筒男命) 境内社:市杵島社(市杵島比賣命)
境内社:菊理比梼ミ(菊理姫命) 境内社:大国社(大己貴命)
境内社:若宮社(天押霊命)
本殿の左側の境内社入口
本殿の左側に祀られる境内社二社
社名不明の境内社を護る素朴で可愛い狛犬ちゃん
狛犬の拡大写真はこちらで
境内西側に静かな水面を見せる神池・堂の池