龍田大社

生駒郡三郷町立野南 (平成21年9月29日)

東経135度41分24.1秒、北緯34度35分23.4秒に鎮座。

【神社情報・Rumarin&Saiseiさんより】
三郷駅の北400mほどの所にあります。この神社は式内名神大社であり旧官幣大社、平安時代や中世に国の特別待遇を受けた二十二社の一つでもあります。

由緒書が見当たりませんでしたが、祭神は風神の天御柱命と国御柱命です。

緑に囲まれた静寂な境内、鳥居から拝殿までまっすぐのびた砂利敷の参道を歩くと大社特有の風格を感じることができます。拝殿の向こう側には左に二つ、右に三つと境内社が並んでいますが、ここには入れないようになっています。さらにその奥に二棟並んで本殿があります。(本殿は柵越しに屋根だけがなんとか撮影可能)
あと、四つの境内社があり、面白い表情の狛犬や、カラフルな天井を有する祈祷殿もあります。社務所内にあった、金箔上に描かれた絵画は遠くからでも目につき、個人的に印象に残りました。

龍田大社(たつたたいしゃ)は、奈良県生駒郡三郷町にある神社である。風の神(風神)として古くから信仰を集める。
祭神
天御柱命(あめのみはしらのみこと)・国御柱命(くにのみはしらのみこと)を祭神とし、龍田風神と総称される。同社の祝詞などでは、天御柱命は級長津彦命(男神)、国御柱命は級長戸辺命(女神)のこととされている。

歴史
『延喜式』祝詞の「龍田風神祭祝詞」によれば、崇神天皇の時代、数年に渡って凶作が続き疫病が流行したため、天皇自ら天神地祇を祀って祈願したところ、夢で天御柱命・国御柱命の二柱の神を龍田山に祀れというお告げがあり、これによって創建されたという。国史では、天武天皇4年(675年)4月10日に勅使を遣わして風神を龍田に祀らせたとの記事が初見である。『延喜式』では名神大社に列し、二十二社の一社とされた。近代社格制度のもと、明治4年(1871年)に龍田神社として官幣大社に列した。

紅葉の名所としても有名である。摂社・龍田比古龍田比売神社の祭神である龍田姫は秋の女神とされ、古来より多くの歌に詠まれてきた。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より。

鳥居

拝殿と狛犬

楽しそうな狛犬です。しかも相当古そうに見えます。拡大写真はこちら。

拝殿

拝殿奥

本殿屋根

白龍神社
江戸末期に当社ご神域に白蛇として出現し明治後期一夜にしてそのお姿が見えず当時騒然たりしも明治四十一年突如(大和国葛城郡)にごり池に白龍として出現されし吉報に依り当時薮宮司・神官・地元氏子に依り辛櫃を捧持しお迎え申し上げこの地に祭祀されたのが当社創建と伝わる。

龍田恵美須神社
当社は寛元元年(1243)摂津国恵美須神総本社であります西宮戎神社から御分霊を勧請し祭事を続けられましたが何時しかそのご社殿も荒廃しましたが、恵美須信仰者の方々の御篤志に依りまして今度昭和六十二年十一月二十八日再び摂津国西宮戎神社から御分霊をお迎えし商売繁盛・福徳開運・家庭円満の守護神である龍田恵美須さんとしてご復興致し末永くお祀り申し上げるものである。

三室稲荷神社
当社のご創建鎮座は定かではありませんが往古から三宝稲荷さんとして商売を営む人々の信仰篤く商売繁盛の神として訪れる参拝者が絶えない。

境内社・下照神社

社務所

社務所の絵

祈祷殿とその内部