白山姫神社

雲仙市吾妻町阿母名1002番地(平成24年8月20日)

東経130度10分27.82秒、北緯32度49分26.42秒に鎮座。

 この神社は阿母崎駅の南東約350mに鎮座しています。住宅の中にある神社ですが、前面には大樹が残されており、薄暗い参道が良い雰囲気を醸し出しています。明るく開けた境内の正面には妻入りの拝殿・立派な彫刻が施された本殿が建立されています。姫神を祀る神社だけに、清潔で清々しい感じが濃厚な神社でした。

 御祭神:菊理比当ス外2柱
 祭礼日:11月3日
 由緒:旧村社
(「長崎県神社庁公式サイト」より)

 この白山姫神社の鎮座地は同町(吾妻町)阿母名中阿母で、神社の由緒由来は不詳である。かつては「白山姫権現」と称していたらしいが、明治2年(1869)に現在の社号(神社名)に改称されたものである。
 宝暦8年(1758)に建立された鳥居の額束には「白山宮」と刻され、地域の人々は今でも「権現さん」と呼んでいる。
(林田秀晴著『島原半島の神社を訪ねて』より)

社頭
神社入口
入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額
「白山社」
境内へと上がる石段参道
参道と境内入口
境内の様子
妻入りの拝殿
本殿
本殿目貫彫刻・龍
本殿木鼻・狛犬

ご神木