四面宮

雲仙市国見町神代己1460番地(平成24年8月20日)

東経130度16分51.66秒、北緯32度51分37.43秒に鎮座。

 この神社は神代町駅の南東約1.2kmに鎮座しています。社地は石垣が組まれた上にあり、金網で囲われています。入口に立つ鳥居を潜り石段を数段上がると、明るい雰囲気の境内奥に参集殿が合併したような入母屋造りの拝殿が建立されているのが見えます。後ろに廻ると、石垣の上左右に石祠が祀られ、中央に流造の本殿が建立されています。

 この社に由緒などの案内は無かったのですが、四面宮(温泉神社)の御本社は雲仙市小浜町雲仙の湯町に鎮座しています。行基の創建とされ、九州の四神といわれる筑紫ノ国の白日別命、豊ノ国の豊日別命、肥ノ国の建日向日豊久士比泥別命、熊襲ノ国の建日別命を御祭神としています。上古には温泉神社、中古には四面宮と称され、明治2年の神社改正により筑紫国魂神社と改称され、大正4年の県社昇格に際して温泉神社と復称されました。島原半島中に10数の分社があります。

社頭
神社入口
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
石段参道と境内入口
境内の様子
入母屋造りの拝殿
流造の本殿

本殿に向かって左側に祀られる石祠二基
石祠 石祠
本殿に向かって右左側に祀られる石祠二基
五行神石祠 石祠
力石

ご神木

拝殿前から入口を振り返る