温泉神社

雲仙市国見町多比良丁153番地(平成24年8月20日)

東経130度18分21.49秒、北緯32度51分21.05秒に鎮座。

この神社は九州の守り神・四面宮会25社の1社で、多比良小学校の南東約300mに鎮座しています。参道の入口は389号線脇にあり、一の大鳥居が建立されています。そこから約200m程東に向かって参道が付けられており、真っ直ぐに伸びた参道から神社の大きな鎮守の杜が良く見えます。
社号標は「温泉神社」ですが、神社入口に立つ二の鳥居の額には神仏混淆であった江戸時代までの名残なのでしょう「四面大明神」と記されています。神社内の参道を約50m程進むと境内入口に三の鳥居が建立され、玉砂利の敷き詰められた綺麗な境内の左手には真新しい手水舎、右手には御神輿が二基格納されている神輿殿が配され、参道の先に入母屋造りの拝殿、流造の本殿、その右側に境内社の熊野神社が祀られています。

御祭神:白日別命外7柱
祭礼日:0月29日
境内社:熊野神社
由緒:多比良の里、高下名に鎮座します温泉神社は、雲仙山の温泉神社を元つ社として御分霊を大宝年間(701〜703)現在地に勧請して、多比良の総氏神様として地域の安泰と繁栄を願い「お四面さん」と呼ばれ親しまれてまいりました。殊に延文4年(1357)、時の将軍足利義詮は、このお宮を天下安全祈願所として加津佐町の田地13町歩を寄進された由緒ある氏神様です。
現在の社殿は、明治10年に本殿、同11年に拝殿が改築されてから130年の歳月を経ており、その間、昭和45年の台風被害を受けて大修理を行うなど幾多の修繕を重ねてまいりました。
…後略…。

389号線から見える参道入口
参道入口に立つ大鳥居 大鳥居に掛かる額
「温泉神社」
一般道と共用の参道は、ここから約200m程、東に向かって付けられています。
社頭
神社入口
神社入口に立つ二の鳥居
二の鳥居に掛かる額「四面大明神」 社号標「温泉神社」
二の鳥居後ろにいるお若い狛犬達
(平成8年(1996)6月吉日建立)
参道の様子
手水舎
境内入口
境内入口に立つ三の鳥居 大鳥居に掛かる額
「温泉神社」
新しい手水舎
境内の様子
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
本殿

境内社:熊野神社
神輿殿と御神輿二基
忠魂碑