新村神社

雲仙市国見町神代丁675番地(平成24年8月20日)

東経130度16分26.54秒、北緯32度50分35.90秒に鎮座。

 この神社は上古賀公民館の南西約100mに鎮座しています。境内は低い石垣の上に造られ、神橋・石段を上がると鳥居が建立されています。境内右手には遊具があり、正面に入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立され、本殿左に地蔵堂が祀られています。
 御祭神に鍋島嵩就公が祀られていますが、この方は神代鍋島家4代当主で、それまで散在していた家臣たちを住まわせるために、神代城趾の西側を流れる「みのつる川」の流路を変えて外堀をつくり、その内側の深田を埋め立てて整備された、英明な領主様だそうです。風格を感じさせる門構えの武家屋敷や趣のある小さな水路、苔生した石垣や実のなる木が植えられた生垣等の佇まいは、数百年の時を経て現代へと受け継がれ、訪れる人々に歴史への感心を沸き立たせています。

 御祭神:保食神・大山祇神・鍋島嵩就命
 祭礼日:9月1日
 由緒:旧無格社
(「長崎県神社庁公式サイト」より)

社頭
神社入口
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
入母屋造りの拝殿
流造の本殿
本殿内の様子

御即位紀念碑 地蔵堂