楠高天満宮

雲仙市国見町神代庚901番地(平成24年8月20日)

東経130度17分21.96秒、北緯32度51分18.79秒に鎮座。

 この神社は国見中学校の南約800mに鎮座しています。石垣が組まれた上に良く手入れされた生け垣があり、石段を上がって鳥居を潜ると境内。正面に入母屋造りの拝殿、拝殿内奥に本殿が建立されています。

 御祭神:菅原道真朝臣命
 祭礼日:7月25日(祇園祭)
 由緒:太宰府天満宮の分御霊給り、楠高に建立されたのは神代氏時代で延元元年(1336)に神代式部大輔が南朝方に組みし、太宰府へ参陣されたその前後と推測されている。
 当初は、楠高名字立石808番地の一画で祭られていたが明治25年に現在地に移されている。
 なお、現在の社殿は昭和37年10月に再建されました。
 菅原道真公は、承和12年(845)乙丑歳の6月25日に京都の管原院で御生誕されましたが延喜3年(903)2月25日(59歳)太宰府でお亡くなりになられました。
 道真公は、丑歳生まれでもあり深く牛を愛され、しかも生涯を白梅のように清らかにお過ごしなられたと伝えられています。
 なお、平安初期の学者(文章博士)で、しかも学界出身の大臣(右大臣、右近衛大将)として知られている。また、学業成就の信仰を集め天神さまとして親しまれています。
 東風吹かば  においおこせよ梅の花
  あるじなしとて  春な忘れそ

社頭
神社入口
入口に立つ台輪鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
本殿覆い屋
本殿正面

石碑 石碑
境内の周囲にはミカン畑が…