銀山上(ぎんざんじょう)神社

対馬市厳原町久根田舎507 (令和5年3月25日)

東経129度11分55.43秒、北緯34度10分21.40秒に鎮座。

この神社は、対馬市役所の西南西10km程の辺り、久根田舎の街外れに鎮座しております。

御祭神 諸黒神・安コ天皇

由緒
正確な創建年代は不明。平安時代に編纂された『延喜式神名帳』の対馬島下県郡の項に「銀山上神社」という社名が見えるが、現在の銀山上神社と同一かどうかははっきりしない。また、同じ『延喜式神名帳』に見える「銀山神社」(現在厳原町樫根に同名の神社が鎮座)が久根にあったという説もある。いずれにしても、久根地域に古くからの官社があった可能性は高い。時代により社名の変遷があり、江戸時代は「五所大明神(あるいは御所大明神)」と称していた。寛永12年(1635)の棟札には、
謹奉重造久根村御所大明神上梁 (中略) 対馬島主平朝臣拾遺宗義成
とあり、社名が「御所大明神」であること、藩主自らが願主となっているなど、対馬藩主宗氏の信仰を集める神社であったことが分かる。
境内由緒書き より。

参道入口

二の鳥居

境内入口

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和4年(1929)己巳4月15日建立)

拝殿内部

本殿

本殿正面


末社

末社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)