長崎大神宮

長崎市栄町6-12(平成24年8月17日)

東経129度52分54.27秒、北緯32度44分38.45秒に鎮座。

 この神社は中島川に架かる眼鏡橋のすぐ北側に鎮座しています。
 都会地では時々見かけますが、一階は駐車場、二階が境内になっている変わった造りの神社です。境内は玉垣が巡らされ、中央に木製の鳥居、右に社号標が建立されています。石段を上がると右手一番手前に浪速狛犬がおり、社務所がその右側に配されています。社殿は入母屋造りで中に本殿が建立されています。

 御祭神:天照皇大神、魂鎮八柱の神(神魂神 高御魂神 生魂神 足魂神 魂留魂神 大宮能売神 御膳都神)饒速日の命、豊受姫命、 事代主命、菅原道眞公
 祭礼日:不明
 由緒:當長崎大神宮に鎮ります天照皇大御神は日本民族の御祖先の伊勢市に鎮ります伊勢神宮の大神の御分霊を久邇宮朝彦親王の御封によって奉斎された御由緒あるあらたかなるお宮であります。
 明治11年(1878)伊勢神宮の内宮である皇太神宮を勧請し諏訪神社に鎮座。明治19年(1886)大村町(現 万才町)に社殿を建立して移転。明治32年(1899)神宮奉斎会長崎本部、大村町大神宮と改称。
 昭和20年(1945)社殿は原爆による火災で焼失。昭和28年(1953)栄町の現在地に移転、改築。長崎大神宮となる。

神社入口
入口に立つ木製鳥居 社号標
境内へと上がる石段の参道
境内の一番手前にいる天保4年生まれの浪速狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保4年(1833)癸巳9月吉日建立)
入母屋造りの拝殿
拝殿軒下に掛かる額
拝殿内の様子
拝殿内に掛かる三枚の額 向かって左から
「学問ノ神 菅原道眞公」「天照皇大御神 稲荷大明神 恵比須大神」
「鎮魂八柱ノ神 饒速日ノ命 魂留魂ノ神 病気平癒ノ神
本殿正面