日山神社

長崎市野母町3311(平成24年8月18日)

東経129度44分37.29秒、北緯32度34分34.24秒に鎮座。

 この神社は野母半島の突端、権現山(標高198m)を中心とした権現山展望公園に隣接して鎮座しています。現在は表参道と思われる石鳥居が建立されているところからよりも、権現山展望公園北側遊歩道との分岐点からの裏参道の方が主として使用されているように見受けられました。私達も一応表参道からの写真は撮りましたが、実際には裏参道からの参拝です。
 表参道入口の石段を上がったところに鳥居が建立され、参道を行くと左手に手水舎。ここで参道は右に曲がり、境内入口に狛犬。正面にコンクリート製入母屋造りの拝殿と渡り階段で繋がれた神明造りの本殿が建立されています。
 『朝日が昇ってから西の水平線に陽が沈むまで輝いている山に鎮座している神社』という意味で名付けられた社名ですが、神社からも権現山展望公園駐車場からも、遙か彼方まで海が見渡せる、とても風光明媚な環境に鎮座する神社でした。

 御祭神: 伊邪那岐尊
 祭礼日:旧9月17.18日
 由緒:無格社
(「長崎県神社庁公式サイト」より)

 平安時代(871年、日の山神社創建)
(サイト「長崎と野母崎(高浜、野母、脇岬、椛島)の歴史」より)

参道入口
(こちらが表参道のようですが、手前に道は無かった様に記憶しています。
もう大分時間がたってしまったのでややあやふやな記憶なのですが…。)
神社入口に立つ明神鳥居
鳥居に掛かる額 社号標
参道の様子
手水舎
参道の様子
境内入口
境内の様子
境内入口に居る文政6年生まれの狛犬
吽には小さな角があり、若々しい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文政6年(1823)癸未6月吉日建立)
コンクリート製入母屋造りの拝殿
コンクリート製渡り廊下と神明造りの本殿
境内から見る角力灘
権現山展望公園北側遊歩道との分岐点にある神社裏参道入口
(と言っても現在は、こちらからの参拝しか出来そうにありません。)
権現山展望公園北側遊歩道と神社西参道との分岐に立つ案内板

権現山展望公園駐車場から見る野母半島と五島灘の様子