祖父君(おじぎみ)神社

南松浦郡新上五島町浦桑郷367 (令和4年11月14日)

東経129度05分07.54秒、北緯32度59分01.95秒に鎮座。

この神社は、新上五島町役場の東北東900m程の辺り、上五島高校の東側に鎮座しております。街中にありながら緑が多く、閑静で厳かな雰囲気が漂う素敵な神社でしたが、私にはどうしても祖父君が『おじぎみ』祖母君が『うばぎみ』と言われるのか?伊邪奈岐神をなぜ『祖父君』というのか?など疑問は氷解できていません。何方か御存知の方がいらしたらお教えください。

御祭神 伊邪奈岐大神・倉稲魂命・誉田別尊・事代主大神

由緒
明治維新までは魚目村総社と呼ばれていた。創建年代は未詳。沖の祖母君瀬に天降した伊邪那岐、伊邪 那美の二神の神託を受けて、伊邪那美を祀った祖母君神社(有川)と縁起が同じ。
文明五年(1473年)五島領主宇久氏が地方鎮護の神として伊邪那岐神を奉鎮し、社領と寄進して旧魚目村 十二ヶ郷の総社と決め、名前を魚目村総社としたと伝わっている。
秋の例大祭時期には上五島神楽が舞われる。
新上五島町観光物産協会公式サイト より。

由緒
有川湾の萬福籠瀬に降臨したイザナギ・イザナミ陰陽の二神は父君神を浦桑に、母君神を有川の守護神として祀られ、文明5年(1473)に五島藩主の武運長久、地方鎮護を祈り主神として父君神を勧請したのが創建と伝えられています。この時から魚目村総社と称される由縁です。
昭和9年郷社に列せられ、昭和62年同郷の胸方神社を合祀し現在に至っています。
境内由緒書き より。

参道入口

神額

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和6年(1931)12月吉日建立)

拝殿

拝殿内部

拝殿奥の神殿狛犬。五島では珍しい肥前狛犬で、江戸時代初期制作のようです。
かなり大きめですが阿の前足が片方無いのが残念ですね。

本殿


石祠