政彦神社

南松浦郡新上五島町奈摩郷896 (令和4年11月14日)

東経129度04分33.11秒、北緯33度00分48.42秒に鎮座。

この神社は、新上五島町役場の北4km程の辺り、奈摩郷の街中に鎮座しております。
藤原氏の子孫が創建した約800年の歴史ある神社で、その後も藤原氏族により藤原始祖神として厚く崇敬されてきたようです。
現在も朱の土塀内は綺麗に掃き清められ、境内正面には大きな向拝付きの拝殿・神明造の本殿が建立されており崇敬心の大きさを物語っているように感じられました。
拝殿前の昭和6年生まれの狛犬は体の作り・鬣・尾など非常にきれいな曲線が生かされており石工さんの腕の確かさを感じます。

御祭神 天児屋根命
境内社 事代主神社・軻遇突智神社・稲荷神社・八坂神社・金毘羅神社

由緒
政彦神社は、鎌倉幕府成立17年後の1209年に小値賀島と中通島(本島)の統治者(地頭職)として赴任した青方家の祖、藤原通高(みちたか)とその子家高(いえたか)によって創建され、八百年以上の歴史をもつ古社です。神社の創立は村の誕生でもあります。
由緒書き より。

参道入口

神額

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和6年(1931)5月吉日建立)

拝殿内部

本殿


事代主神社鳥居

事代主神社社殿

七福神。説明はこちら。

鬼神瓦

石碑

漁船団。説明はこちら。