南松浦郡新上五島町日島郷112 (令和4年11月13日)
東経128度57分47.12秒、北緯32度54分55.82秒に鎮座。
この神社は、日島の南部、日島郷の街外れに鎮座しております。入り口には鳥居と灯籠が立ち、そこから山の中腹に鎮座する神社へと石段が一気に続いています。境内に入るとすぐに大きな拝殿が建ち、その前には古武士の様な風貌の狛犬がいて我々を迎えてくれました。
御祭神 大巳貴命・事代主命
由緒
大宝元年(701)に勧請されたと言われ、社号が変更される明治3年(1870)までは「高松宮」と呼ばれていました。
「高松大明神縁起」には、「是地ノ漁猟便利ヲ考ヘココニ来住ス。(中略)。是ヨリ漸々此地繁昌シ居家軒ヲ並べ支邑多ク、五島繁花ノ勝地也。入江村ヨリ来タリシ人ノ遠孫連綿トシテ是地ノ代官職ヲ勤ム。別家麁流五島ニ散在シテ士族ノイエタリ」と記されているそうです。
言い伝えによると、遠江国須智郡横須賀村(現、静岡県小笠郡大須賀町横須賀郷)から、高松(現:高松神社)・小笠(現:小笠神社)・横須賀(現:三熊野神社)の三座を勧請し、「高松宮」または「横須賀熊野神社」と称したと伝えられています。
四国の讃岐・高松方面から漁業に関係した人達や、遠江国横須賀方面の恐らく「烽(とぶひ)」に関係したであろう人達が、この島に住み着くようになり、出身地の氏神を祭ったと思われます。
新上五島町観光物産協会公式サイト より。
神社遠景
参道入口
鳥居
神額
境内入口
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和15年(1940)10月11日建立)
拝殿内部
本殿覆屋
本殿正面
港