(さい)神社

壱岐市郷ノ浦町片原触113 (令和5年3月30日)

東経129度41分37.29秒、北緯33度44分35.97秒に鎮座。

この神社は、壱岐市役所の南400m程の辺り、郷ノ浦町片原触の街中に鎮座しております。

御祭神 猿女命

由緒
神代の昔、天の石屋戸の裸踊りで知られる女神天宇受売命は、後に異形の男神猿田毘古神と結ばれ、猿女君として以来一体の神となった。元来猿田彦が庚申様となり、防塞(疫神の防障道路主(守?)護)の神として信仰されたが、この地の神はいつ頃より祀られたか定かではない。はっきりしているのは現在田河深江字下ルに奉られていた塞神を、天保年間この地下ル町に奉遷宮して町の氏神としたことである。本殿には女石が祀られているが、これは女神猿女命をあらわし、昔から本町元居浦の八坂神社の男神は毎年祇園祭に必らず来興し神楽も奉納される。
女神であることから良縁、安産、夫婦和合、性の病、子供の守護、に霊験あらたかと言われているが本来道の神であるため交通安全を祈る人も多く明治末期までは壱岐島に上陸した男達は男根を女神に見せないと怪我をするといってこの塞神社に一物の御照覧を願ったもので、近年は島以外の間でもとみに知られ、何を祈るか丑満(三つ?)に女性の詣りが多い。
境内由緒書き より。

神社入口

神額

拝殿

拝殿内部

御神体

狛犬

本殿

狛犬


塞神猿女命