天手長比賣(あまのたながひめ)神社跡

壱岐市郷ノ浦町田中触 (令和5年3月30日)

東経129度42分15.28秒、北緯33度45分30.40秒に鎮座。

この神社は、天手長男神社の南300m程の辺り、に鎮座しておりました。

御祭神 栲幡千々姫尊・稚日女尊・木花開耶姫命・豊玉姫命・玉依姫命

由緒
鎮座年不詳。天手長男神社(壱岐國一の宮)の正面から200m。南の森の中に向き合うように鳥居と狛犬が逆立ちして珍しい形の灯篭だけが残り建つ。往時は、内殿・御殿・上屋・廊下・拝殿・御饌殿などの社殿があり、五柱の姫神を祀る神社でした。両神社の鳥居の間には川が流れており、年に一度、向かいの天手長男神社の男神と逢瀬を楽しんでいたという民話「天の川」の伝説が残る。現在は天手長男神社に合祀(昭和40年)されており鳥居と灯篭が残るのみとなった。
壱岐事典 より

参道入口

石燈籠上の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

参道

社殿跡


天手長男神社との間、水田脇の石燈籠。

石燈籠上の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)