五島市久賀町 (令和4年11月12日)
東経128度52分28.90秒、北緯32度47分45.94秒に鎮座。
この神社は、久賀島の中央部、久賀湾奥の久賀町海岸近くに鎮座しております。拝殿内には素敵な随身様が、そして流造りの本殿には見事な彫刻が施され、にこやかで舌まで出している狛犬が我々を迎えてくれました。
ご祭神 天照大神・天児屋根神・誉田別神
末社神 海神社(綿津見大神)・稲荷神社
例祭日 10月21日
由緒
創建年月日は詳かでないが、中世で判明するところでは慶長元年(1597)伊勢の国より天照大神の神霊である紙札を勧請したという。以来この地を折紙と称する。「折紙」は「紙符」を意味するともいい、また「降神(おりかみ)」の転化ともいう。
古より久賀島の総社で社領二石六斗九升六合を寄付されて藩主累代の崇敬厚かった神社である。
明治4年(1871)7月4日村社に列せられた。『明治21年(1888)9月21日当時の戸長藤原元之助氏が神像三柱を御神体として奉献』と由緒記にある。明治24年(1891)9月28日竹山田466の地にあったものを本久賀に移転、さらに明治43年(1910)現在の境内に奉遷した。
明治40年(1907)1月10日神饌幣帛供進神社に指定された。
((観光協会提供))
神社入口
神額
参道
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(嘉永2年(1849)己酉5月吉祥日建立)
拝殿
拝殿内部
随身様
本殿
本殿縁側の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
本殿の彫刻
木鼻
海神社
稲荷神社
久賀湾