五島市松山町507 (令和4年11月12日)
東経128度50分37.48秒、北緯32度42分15.18秒に鎮座。
この神社は、五島市役所の北1.5km程の辺り、戸楽漁港北西の山中に鎮座しております。この社に参拝するには大日山公園南東に建立された一の鳥居から、まず展望台をめざして遊歩道を10分ほど登ります。道は整備されていますが意外と鬱蒼とした林の中を歩くこととなり、途中には大きな岩に掘られた仏像なども見られます。
仏像に手を合わせ尚も進むと二の鳥居。右手の別れ道は展望台に続いています。
ここを過ぎると遊歩道は大きな石や木の根が張った歩きづらい山道となり5分ほど降ると左手に大きな岩が立ちはだかって見える境内に到着。岩には古いタイプの狛犬と撫で牛がたくさん奉納されています。御神体と思われる大きな石が収められた社殿には「五島第十九番」の札が掲げられてあり、どうもここは「五島八十八カ所札所」の霊場でもあるようです。
狛犬がいる末社と大きな岩の中に安置された仏像は境内に入る手前右にある石段を上がっていくとあり、そのまま進むと境内手前に降りてきます。
御祭神 大物主神
例祭日:10月10日
由緒
創建は不詳であるが、五島家古文書によると藩主が永代海上安全祈願のためこの地に一社を設け奉祀したという。明治28年9月無格社に列せられた。
参道入口と一の鳥居
神額
参道。500m程続きます。
石仏
二の鳥居。右は展望台行き。
展望台より見る戸楽漁港。
参道
境内入口
境内
社殿
社殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
社殿前の牛
社殿脇の牛
社殿裏の石仏
参道の東側、末社への石段。
末社
石祠
石祠を護る狛犬
石仏